こんにちは、へろつとです。

突然ですが、9/15日は何の日かご存じでしょうか?

そうです、タイトルからも察しが付くと思いますが、あの天下分け目の決戦、「関ケ原合戦」の日です。

いや、私も知らなかったのですが、たまたま9月14日、関ケ原古戦場記念館に立ち寄った時に知りました。

たまたま立ち寄ったのが9/14、この微妙に外すあたり、何事もかみ合わない自分の人生の縮図を感じます。

どうせなら9/15当日に立ち寄りたかったよ。

そんなわけで、今回は関ケ原古戦場記念館の紹介をしたいと思います。

関ケ原古戦場記念館
関ケ原古戦場記念館

関ケ原古戦場記念館は、岐阜県の関ケ原町にある施設で、関ケ原合戦について映像や資料などで解説されています。

順を追って映像や展示を見ていくと、だんだんとその世界にのめりこんでいき、すべて見終わった後、関ケ原合戦に参加した東軍/西軍のそれぞれの武将たちの思いなどを感じることができました。

大変よく考えられた資料館だと思います。

ド派手な映像でみる合戦の一日

関ケ原古戦場記念館を見ていく流れとしては、まず、1Fで映像による説明があります。

この映像の出来栄えがとにかくすごいです。

映像は二段階に分かれており、まず最初の部屋で、床面にある巨大な画面に合戦の流れを俯瞰する視点の映像が流れます。

続いてその奥の部屋で、関ケ原合戦での東軍/西軍の激突するシーンが、まるでその場にいるかのような映像で表現されます。

映画館のようなスクリーンとシートになっていて、映像はまさに4DX。座席の振動、風、音がシンクロして、戦場の激しさを体感できます。

それぞれ10分弱の映像と短めなのですが、とにかく大迫力なうえ、合戦の流れや、それぞれの武将たちの思いがよくわかる映像となっており、必見です。

シアター出口
シアター出口 壁に水墨画風の映像が壁面に映し出される。入り口の待機場所も同じような演出で、これから始まる映像への期待感を高めてくれる。

ちなみに、この映像展示には人数制限があるため、事前予約をしておいたほうがスムーズです。事前予約は、関ケ原古戦場記念館のwebサイトから簡単にできますよ(前日までに予約する必要あり)。

今回私も事前予約をしたのですが、そういえば、自分が予約した日(9/14)の翌日が、やたら満席の時間帯が多かったなあ。まさか翌日が合戦当日だったとは、その時は夢にも思わなかったです。

2F 展示エリア

映像を見終わった後は、2Fに移動して展示を見ていきます。

展示室入り口付近
展示室入り口付近

2Fの展示室の手前に、屏風風の液晶画面で、関ケ原合戦の様子が映し出されています。

関ケ原山水図屏風
関ケ原山水図屏風(ドット絵)

この絵、近くで見てみるとドットで書かれていて、動いているんですよ。1分程度の動きがループしているようなのですが、一人一人違う動きをしています。

一人一人の動きを注目して見ていたら、とんでもなく時間が過ぎていました。全部見るには時間がいくらあっても足りません。

さて、展示室内は撮影禁止なので文字だけになりますが、甲冑や刀、あと、さまざまな書状などが展示されています。

また、展示室内にも関ケ原合戦のいろいろなシーンを映像で紹介する展示があり、これが地味なんだけど結構面白かったです。

映像といっても、立ち絵がちょっと動いているような感じなのですが、ナレーションとそのシーンの主人公となる武将の掛け合いが聞いていて結構面白い。1シーン数分程度ですが、10以上のシーンがあって、全部聞くと結構な時間になります。

2Fには体験コーナーというのもあり、触ることのできる刀や鉄砲なんかがあったりします。また、関ケ原合戦屏風を背景に、軍配や陣羽織などの小道具を使って写真撮影ができるコーナーもありました。

最上階は展望室

2Fで展示を見た後は、最上階(5F)に上がって、展望室から古戦場を眺めることができます。

展望室
展望室

陣地跡には旗が建っているので、探してみるのも面白いと思います。

展望室から見た陣跡
展望室から見える陣跡

展望室で風景を堪能したら、1Fに降りて観覧終了となります。

ショップとレストラン

この記念館には、歴史グッズやお土産が買えるショップと、カフェ/レストランが併設されています。

ショップでは、キーホルダーやTシャツから、くすっと笑えるような歴史グッズなど、さまざまなものが売っていて、見ているだけで飽きないです。

さて、一通り見て回って、昼食がまだだったので、併設のレストランで食事をとることにしました。

レストランはテーブル席はもちろん、窓際にカウンター席もあって、おひとり様でも気兼ねなく利用できます。

関ケ原古戦場記念館併設のレストラン
レストランのカウンター席から

ここならではのメニューがたくさんあった中、今回選んだのがこちら、

戦略武将カレー
戦略武将カレー

「戦略武将カレー」です。「戦国武将がじっくりと戦略を練ったように、じっくりコトコト煮込んだ牛肉をトッピングしたカレー」との説明。

たしかに、お肉が柔らかくておいしいです。辛さもちょうどよいし。

それにしても、名前の付け方がひねってますよね。

ほかに面白いと思ったのが、「小早川の寝返り 裏切りカルボナーラ」。

説明は「定番のカルボナーラと思いきや、裏切りの味噌パウダーをトッピングした新感覚のカルボナーラ」だそうです。

気にはなったのですが、今回はおなかすいていたので、冒険せずカレーをチョイスしました。

最後に

関ケ原古戦場記念館、予想以上に面白かったです。

また、関ケ原は町ぐるみで「関ケ原合戦」のコンテンツを盛り上げようとしているのがすごく伝わってきて、周辺の史跡巡りもしてみたくなりました。

レンタサイクルもあるみたいなので、今度時間があるときにまた来たいな、と思えるような場所でした。

それでは、また次回。

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