日本の音風景_タイトル

こんにちは、へろつとです。

前回のうだつの町の記事で「水琴窟の音が日本の音風景100選となっている」、というような話を書きましたが、他の音風景はどんなものがあるの?という疑問がわいたので、さっそくgoogle先生でしらべてみました。

今回はそんな内容の話です。

日本の音風景100選とは

1996年に環境省が選定したもので、環境省のサイトをみると次のように書かれています。

全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)を広く公募し、音環境を保全する上で特に意義があると認められるもの」として「残したい“日本の音風景100選”を選定しました

環境省 残したい"日本の音風景100選"の概要 (https://www.env.go.jp/air/life/nihon_no_oto/index.html)

なんかすごそうな感じです。音そのものというよりは、その音がある環境を含めたもののようですね。

さて、どういった音の風景が選定されているかというと、大きく分けて次の3通りがあるようです。

  1. 鳥やカエル、虫などの生き物の音
    • 新潟県「尾山のヒメハルゼミ」
    • 山形県の「山寺の蝉」
    • 熊本県の「五和の海のイルカ」など
  2. 川や滝、海の波音などの自然現象の音
    • 北海道の「オホーツク海の流氷」
    • 和歌山県「那智の滝」
    • 徳島県「鳴門の渦潮」など
  3. 祭りや鐘の音のような生活文化による音
    • 岐阜県「うだつ町の水琴窟」
    • 青森県「ねぶた祭」
    • 愛媛県「道後温泉振鷲閣の刻太鼓」など

その他、変わったところでは、神奈川県の「横浜港新年を迎える船の汽笛」などがあります。新年を迎える船の汽笛なんて、1年に1回しか聞けないではないですか。かなりレアな感じです。

また、生活音で、岐阜県郡上市の「吉田川の川遊び」なんてものもあります。川遊びをしている子供たちの声などの音のようですが、解説には「子供たちが橋からジャンプしたり、泳いだり川遊びをする」というようなことが書かれています。

選定から20年以上たった今でも、子供たちは川遊びをしているのか、ちょっと気になります。今の時代、橋からジャンプするのは完全にNGではないでしょうか?

環境省のwebサイトに「日本の音風景100選のパンフレット」があり、選定されたすべての音風景が載っています。それぞれの音風景に関する、ちょっとした解説が付いていますので、読んでいるだけで結構面白いですよ。

他にどんな音があるのか気になった方は是非。

音を聞いてみたいとは思いませんか?

そんな「残したい日本の音風景」、聞いてみたいと思いませんか?

なんと、「日本騒音制御工学会」のホームページでサウンドライブラリとしてまとめられていて、どんな音か聞くことができるんです。

気になった方は、一度聞いてみてはいかがでしょうか?

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