こんにちは、へろつとです。
前回に引き続き、備中松山城観光のレビューになります。
備中松山城は、岡山県にある山城で、日本三大山城に数えられるとともに、現存天守を持つ山城としても有名です。
臥牛山に造られたお城で、頂上には江戸時代より残る天守や、大手門跡にある石垣など、見どころたくさんですよ。
備中松山城への行き方 アクセスから最寄り駐車場までを解説
備中松山城マップ
備中松山城の見どころマップは下の通り。
- 大手門跡
- 三の平櫓東土塀
- 二の丸から見る本丸
- 本丸からみた天守
- 二重櫓
などが見どころになります。
大手門跡
入り口にあたる門で、迫力のある石垣が見られます。
大手門の脇には、大きな岩盤が見えます。
もともと山にあった天然の岩が、石垣の一部として使われています。
このような岩盤の利用は、天守や二重櫓の基礎の部分にも見られ、備中松山城の特徴となっています。
三の平櫓東土塀
大手門を抜けて頂上を目指し歩いていくと、この土塀が目に入ってきます。
この土塀(の一部)は、天守と同様に江戸時代から現存するものなのだとか。そう言われると、なんだかありがたく感じませんか?
丸や四角の穴は、ここから弓や鉄砲を撃つためのもので、それぞれ、矢狭間(やざま)、筒狭間(つつざま)と呼ぶそうです。
二の丸から見た本丸
二の丸まで上がってくると、本丸と天守が見えます。
二の丸にはベンチが多数あり、天守を眺めながら、ここまで登ってきた疲れを癒すことができます。
ここから撮った、本丸・天守の写真が一番好きです。何か、うまく収まる感じで。
本丸から見た天守
本丸・天守へは、入場料がて大人500円です(2023年9月時点)。天守の中にも入れます。
本丸には、天守と二重櫓があり、どちらも江戸時代から現存する建物です。天守、二重櫓の他、平櫓や門、土塀が復元されていて、使用されていた当時の姿をイメージできるようになっています。
天守は、国内で唯一の現存天守で、1683年から残っていると言われていています。2層でこじんまりとしていて、ちょっとかわいらしく感じる外観です。
ここでも、大手門でも見られたように、天然の岩盤がお城の基礎にうまく使われているのが分かりますね。
天守の中は2階構造で、外観同様こじんまりとした印象でした。
1階に囲炉裏があり、何か、お城の天守というよりは、ちょっと広い個人宅のような感じに思えました。
二重櫓
天守と同様に現存する建物で、二階建ての櫓。
ここも、大手門跡や天守で見られたように、天然の岩盤の上に石垣が積まれています。
岩と石垣と櫓で、なかなか良い撮影ポイントだと思います。
最後に
備中松山城は、山城にはめずらしく、現存する建物や、復元された櫓や門、土塀があるため、使われていた当時のイメージを思い描きやすいお城だと思います。
山道を登ってきて大手門よりお城に入ると、石垣や土塀、建物がいろいろあり、なんとなく別空間に入ってきたような、不思議な感覚になりました。
写真の撮影スポットも結構あるので、近くに行った際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?