備中松山城天守
備中松山城天守

こんにちは、へろつとです。

今回は、岡山県にある備中松山城についてです。このお城、日本三大山城に数えられますが、現存天守をもつ山城としても有名ですね。

臥牛山に造られたお城で、頂上には江戸時代より残る天守や、大手門跡にある石垣など、迫力のある風景が楽しめる観光スポットです。

そんな備中松山城へ観光に行ってきたので、実際に現地を歩き回った体験をもとに、行き方や最寄り駐車場などについて解説していこうと思います。

備中松山城へのアクセス

電車の最寄り駅は、JR伯備線の備中高梁駅、車で高梁市へ行くには、岡山自動車道の賀陽ICから国道484号でおよそ15分。

そして、備中松山城の周辺地図は以下の図の通り。

周辺地図
周辺地図

お城までの行き方としては、

  1. 「登山口」から山道に入って登っていく
    • 登山口までは駅から歩く。
    • 車の場合は駅前のコインパーキングを利用
  2. ふいご峠駐車場(P1)まで車で行き、そこから徒歩で登る
    • 平日はふいご峠まで直接行ける
    • 土日祝および繁忙期は「城見橋公園駐車場」までしか自家用車では行けない。そこからふいご峠まではシャトルバスが運行される。

が主な選択肢になります。

所要時間は、駅前→登山口→ふいご峠→備中松山城のルートを徒歩で片道90分程度、ふいご峠駐車場→備中松山城が徒歩で20分程度。

備中松山城へおすすめの行き方

今回の備中松山城観光は、車で駅前のコインパーキングまで行き、徒歩で、駅前コインパーキング→登山口→備中松山城のルートを使いました。

その体験を踏まえて私がおすすめするのは、

  • 平日であれば「ふいご峠」まで車で行き、そこから徒歩でお城を目指すルート
  • 土日祝や繁忙期は、「城見橋公園駐車場」まで車で行き、そこからシャトルバスでふいご峠へ、そこから徒歩でお城を目指すルート

です。

今回、駅前から備中松山城までを歩いてみましたが、道中にみどころが少なく、その割に90分ほど歩くうえ、登山口から先は結構きつい山道になります。なので、歩くことが苦にならない方や、あえて駅からお城まで歩いてみたい、という方以外は、素直にふいご峠まで車で行くルートがおすすめです。

各駐車場についての解説

ふいご峠駐車場、城見橋公園駐車場、駅前コインパーキングをそれぞれ見てきたので、雰囲気とか解説していきますね。

ふいご峠駐車場

ふいご峠駐車場
ふいご峠駐車場

お城に一番近い駐車場。キャパは14台。無料です。

ここまでの道は広くはないが、途中ですれ違える場所もそこそこあります。

城見橋公園駐車場~ふいご峠駐車場
城見橋公園駐車場~ふいご峠駐車場

また、城見橋駐車場からふいご峠駐車場に上がってくる道の入り口に係りの方がいて、ふいご峠駐車場の係りの方と連絡を取り合い、駐車スペースがない場合は車両を止めているようです(少なくとも私が行ったときには、そんなことをやっていました)。なので、「ふいご峠まで車で上がってきたら駐車場が空いていなかった」、ということはないので安心です。

城見橋公園駐車場

城見橋公園駐車場
城見橋公園駐車場

5合目にある駐車場、無料です。ここからふいご峠までは徒歩30分程度。

ふいご峠へ上がる道には係りの方がいて、ふいご峠駐車場が空いていない場合、ここで止めてくれるようです。

また、土日祝、繁忙期は、自家用車ではここまで。ここからは、シャトルバスでふいご峠駐車場まで行くことになります。

高梁駅前コインパーキング

駅前コインパーキング
駅前コインパーキング

駅前にあるコインパーキングです。最大800円。

今回は、ここに車を停めて、駅前から備中松山城を目指しました。


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高梁駅前から備中松山城までの道中

それでは、今回観光したルートである、高梁駅前から備中松山城までの道中を、ダイジェストでご紹介します。

見どころは少ないと書きましたが、ちょいちょい気になる風景はありますよ。

まずは、駅前のコインパーキングよりスタート。

駅前風景
駅前風景

コインパーキングがある方の駅前風景です。お城へ行くには、まず駅の逆側に行きます。

ちなみに、駅に隣接するように、きれいな図書館があります。その中に、観光案内所が併設されています。

観光案内所
観光案内所

ここで、観光マップなどが手に入るので、是非寄っていきましょう。

観光案内所を出て、駅前の道を右手方向に歩いていくと、正面に臥牛山とその頂上に松山城が見えています。

駅前から見える備中松山城
駅前から見える備中松山城

駅前の道を700~800mほど歩くと、郷土資料館が見えてきます。

郷土資料館前
郷土資料館前

奥にちらっと写っている洋風の建物が郷土資料館で、明治37年に建てられたものだとか。

ここからお城まで4.5kmとあります。駅まで750mなので、駅からお城まで5.2~5.3kmくらいあるようです。・・・結構ありますね。

道沿いには、ちょいちょいレトロな建物があったりするので、距離は長いですが、結構面白いです。

高梁基督教会堂
高梁基督教会堂

この写真は、高橋基督教会堂。明治22年建築の建物だそうです。

さらに進むと、武家屋敷通りにでます。

武家屋敷通り
武家屋敷通り

ここは石火矢町と呼ばれているそうで、道沿いには2つの武家屋敷が残っていて、どちらも建物内を見学できます(有料で)。

武家屋敷
武家屋敷

2つの武家屋敷は、「旧折井家」、「旧埴原家」で、見学料は500円、共通券になります。(2023年9月時点)

武家屋敷通りを過ぎると、お城まで3.2kmです。・・・まだ結構あります。

あとはたいした見どころもなく、そのまま進んで行くと「松山城登山口」のバス停が見えてきます。

「松山城登山口」バス停
「松山城登山口」バス停

バス停を過ぎると、松山城方面の案内版があり、お城まで3.0kmと書いてあります。

分岐
分岐

案内板通りに進むと、遊歩道入り口を示す案内板が出てきます。

遊歩道入り口
遊歩道入り口

ここを左に曲がり、遊歩道に向かいます。

遊歩道を進むと、やっと「備中松山城登山口」が・・・。ここまでで、だいたい30分歩いてます。

登山口入り口
登山口入り口

天守まで1.5kmと書いてあるのが見えますね。あと少しですが、1.5kmは山道、ここまで歩いてきた後の登りは、かなりきついです。

山道
山道

普通に山道ですので、トレッキングシューズなど、山歩きに適した靴がよいでしょう。

このまま山道を登っていけば、「ふいご峠駐車場」に出ます。

ふいご峠
ふいご峠

ここまでで、およそ1時間歩いてます。登山口からだと30分程度で登ってきていますね。

ふいご峠には売店や自販機もあり、少し休んでから頂上を目指します。

ふいご峠~松山城の山道
ふいご峠~松山城の山道

ふいご峠からお城までも、これまでと同じく山道ですが、これまでよりちょっと歩きやすいかも。

どんどん歩いていくと、やっと石垣が見えてきます。

中太鼓櫓跡
中太鼓櫓跡

「中太鼓櫓跡」です。ここからお城までもうすぐです。

大手門跡
大手門跡

で、そのまま進むと大手門跡に到着です。駅前からここまで、1時間15分でした。

観光マップなどでは1時間30分の所要時間となっています。道中、写真撮ったりと、結構ゆっくりだと思っていたんですが、割と早かったみたいですね。

さて、ここから先が、本格的な「備中松山城」の観光となりますが、続きは次回!

最後に

備中松山城への行き方の解説、いかがだったでしょうか?

高梁駅前から歩くと1時間30分かかる道のりで、山道は多少きつかったです。険しいわけではないのですが、3~4km歩いた後での山登りになるので、バテバテでした。

道中見どころはぼちぼちありますが、歩く距離と天秤にかけると、ふいご峠駐車場まで車で行った方がおすすめかな、と思います。ただし、土日祝や繁忙期は城見橋駐車場までしか行けませんのでご注意を(その先はシャトルバス利用となります)。

歩くのが苦にならず、町並みの散策が好きな方には、駅前から徒歩で行くことに挑戦してみてもよいかもしれません。

歩いてみて、私は結構面白かったです、かなりバテましたけど。

今回は、松山城までの道のりのご紹介でしたが、観光した様子は次回の記事で書いていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

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